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 定期検診で重要なのは歯周病のチェックを行うことにあります。自覚症状がほとんどなく進行していくことが多い歯周病なのでセルフチェックでは状態を把握できないため、歯科医院での検査、診断が必要です。
 検査はレントゲンによる歯の周りにある歯槽骨の吸収程度と炎症像の有無の確認と歯周ポケットの深さの診査、歯石や磨き残しの状態の診査、歯の動揺の診査、咬み合わせの診査を主に行います。
 歯周ポケット診査については、歯と歯肉の境目に挿入したプローベでどの程度の深さがあるか診査します。同時に炎症があれば出血しますのでチェックします。また歯の周りを触ることにより歯石の有無もチェックします。健康な状態の場合、歯と歯肉の隙間は3mm以内に収まっていますが、4mm以上の深さがあると歯周病に罹患していると判断できます。
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2014.03.25 Tue l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top
 妊娠をされている方は、生活のリズムの変化や食べ物の嗜好の変化、ホルモンの影響などで歯や歯周組織に影響がでる可能性があります。いろいろ環境が変わってしまうので歯磨きには注意が必要です。
 歯周病は低体重児出産に関係があることがありますので、しっかりと治療をしておくことが必要です。
 歯科での治療に関しては、むし歯の治療や歯石除去など歯周病の治療は通常通りできることが多いです。しかし、体調も考慮すると長時間の治療や抜歯など観血処置は難しいことがあります。産婦人科の先生と連絡をとり、治療可能か問い合わせをすることもあります。
2014.03.12 Wed l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top