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 歯周病の予防には歯磨きが重要な要素となっているのは間違いありません。
しかし、実際には歯磨きを頑張っているようであっても磨き残しがあるのが現実です。
歯ブラシの毛先が歯に接触して初めて汚れがとれるのです。
大きいストロークで歯ブラシを動かすと歯に接触していない場所がでてきます。
そのため細かいストロークで小さ目の歯ブラシで細かく動かしていくことが重要です。
歯磨きをする時に癖があったり、磨いていない場所があるようでは問題です。
どこが自分の弱点になっているかを把握し、できていない所を意識して磨くことが重要です。
         歯式の絵 縦 B5縮小
 歯石が付着しやすい場所があります。それは下の歯の内側と上の奥歯の外側です。
ともに唾液腺という唾液が分泌する場所が近くにあり、磨き残しから歯石になりやすい場所です。
 また、磨き残しが多い場所として上下左右の奥歯の奥側があげられます。
この場所は‘磨こう’と思って歯ブラシを当てようとしない限りは当たらない場所になります。
歯と歯肉の境目がプラーク(歯垢)が停滞する場所です。 
逆に歯の表面は唇に擦れたり、咬むことによって汚れがとれたりします。
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2013.05.28 Tue l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top
歯周病を予防していくにはどうしたらいいか?とよく質問されます。

①毎日の歯磨きを丁寧に時間をかけて行う
②普通の歯ブラシのみでは行き届かない部位に対してフロスや歯間ブラシを用いて仕上げる
④問題のある修復物(歯磨きが上手くできない形になっている)を修復しなおす
⑤かみ合わせの管理をしてもらう(強く咬んで特定の歯に大きな負担がかからないように)

その他は、人それぞれにあった治療法、予防法があると思います。
(やわらかい食べ物ばかり食べないなど)

 基本は毎日の歯磨き、ブラッシングがいかにできるかにかかっています。不適切な修復物やむし歯は、ブラッシングの妨げになるため、適切な処置を行い、ブラッシングしやすい環境にしていかなければなりません。
「頑張って磨いて下さい」と言っても、磨けないような口の環境のままブラッシングをきれいに行うことは困難と思います。
 歯科医院に来院し、現状を把握して、磨けていない部位を確認することが重要です。また、それぞれの状態に合わせた治療法、予防法を構築していくことが望ましいと思われます。
2013.05.11 Sat l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top